7/13/2011

6月の夢

6月13日




八王子の山中→意味不明の文章と絵の看板だらけの道→どこかの都市

女みたいな男と、男みたいな女のバスの旅。
 
ふたりは到着した都市の道路のテーブルでお茶をしたが、繊細な問題で決裂した。
本当に悲しくて、ふたりとも顔も見れない。別れを境に時間のスピードと向きが狂った。
女は巻き戻しになり、戻り乗り込んだバスが来た道を高速でバック走しだした。

意味不明だった看板の内容は、今読むと全部予言のような内容だったことに気づいて号泣。私の間違いはあらかじめ指摘されていたんだ...。
悲しみのあまり地面の穴に埋まることを決意。

6月19日
キメ細やかなレーズンパン
猫って言うけどお前は人間
腐海が東京に迫りつつある

6月30日
長い坂の上の方から、うらみを味噌爆弾で放つ

7/03/2011

TPC ツインピークスキャンプ





6/23 地震雲がにょきにょきと伸びる長野。
トランクに、鬱蒼とした林の奥に、ドーナツの穴の中に、コーヒーの水面に、
ほうらキラー・ボブよ。
そういうすばらしいキャンプでした。

流れ星はすべり落ちまくり
蛾が大喜びで銀の鱗粉をまき散らし
コーヒーとドーナツに胃を痛め
マルホランドドライブの泣き女の歌を熱唱する夜でした。







このキャンプでダニにさされまくって、ねずみ男の足になった。


たしか5〜6歳のころ、母と叔母とどこかの遊園地
夏休み特設の鬼太郎おばけやしきに行ったことがあった。

建物内は闇がのしかかり、妖怪どもの着ぐるみがうろうろ
恐怖に筋肉を固くして耐え、必死に歩いた。

中盤、ねずみ男がうろつきに来て、叔母は「これ中どうなってんの?」と呟き
ねずみ男の背のチャックをジャッとおろした。
中身があるなんてこと考えたも無かった私の脳にチャックの隙間の暗闇がつきささった。
そのスリットの中を私は飲み下すことができなくて、
そのあとしばらく、何も考えられず、何も喋ることができなかった。


叔母さん、私28歳になった今でもまだ傷ついています。